七福神(3/3)

・弁財天
インドのヒンドゥー教の女神さま。
水の神様であるサラスバティーのことです。
サラスバティーの名は、インドの聖なる川の名前から来ているそう。
琵琶やバチなどの楽器をもっていたり、
音楽や言語、芸術の神様としても信仰されています。
また吉祥天という財宝、知恵、縁結びの神様と合わさり、
たくさんの縁起をもつ女神として親しまれています。

 

布袋尊
中国の伝説の釈契此という仏僧さまで、
弥勒菩薩の化身といわれる神様です。
大きな袋を背負っていることから、布袋という名前で呼ばれています。
太鼓腹で袋をしょっているユーモラスな姿が、
水墨画などの画題としてよく親しまれています。
どちらかというと無法者の僧侶様で、
定住せず、流れるように色々なところを放浪して、
施しものを受けながら生活していたとか。
その施しものを入れているのが、例の大袋で、
堪忍袋なんていう風にも呼ばれてるそうです。
円満、子宝の神様でもあるので、
家庭にご利益ある神様といわれます。


は〜おわった。あらためて、友人の博識に感謝。
でも内容を知れば知るほど、
ほんとにインドの神様、中国の神様、日本の神様っていうのが、
混ざり合って、七人の神様を構成しているんだと痛感しました。
文脈がめちゃくちゃにも思えますが、絵で見るとしっくりしてしまう不思議。

 

七福神巡りですが、正月の期間に行うことで、
ご神体を拝観できたり、御朱印を頂けたりという特典があります。
ただし、もしそうしたものにこだらないのであれば、
一年中いつでも行っていいそうです。