招き猫
最初にご紹介するのは、やっぱり一番身近な招き猫。
おそらく、一番人気のモチーフではないでしょうか。
東京でも、とくに"谷根千"と呼ばれる日暮里駅周辺のエリアでは、
道を歩く猫たちが町のシンボルとして有名で、
近年それを目当てに世界中から旅行客が訪れるほどです。
そのためか、並び立つお店の軒先や店内には、
これでもかというほどおめでたい招き猫モチーフがあふれています。
招き猫の意味は、ポーズやデザインによって
意味がかわります。
一般的に、挙げている足によって、
・右手=金を招く
・左手=人(客)を招く
という意味の違いがあります。
なお、両手をあげて福を招こうとする猫は、
商売人からすると「商売あがったり」「お手上げ」といった意味にかかるため、
避けられることが多いとか。
色によっても、意味が微妙が違って、
黒猫さんは魔除け・厄除け、赤猫さんは病除け、
白猫は一般的な福を招く猫。なんだそーです。
あとは、よく見かけるのが、三毛猫の招き猫。
あれはもともとオスの三毛猫がめったに生まれないことから、
希少なこと=福があるとなって、
招き猫の基本のデザインとなったみたいですよ。
これからは、招き猫を見かけたら、
どっちの手か?
そして、
何色か?
について、よーく観察してみようと思います。